SILVER RAIN

自身を取り巻く環境と人間模様の雑記です

卵か鶏か

どっちが先かという例え。

 

友情や絆が切れるのはあっという間だが、何があってそうなったかと遡った時に知るのは、何かが起こって切れてしまうような縁なら、友情なんてものは最初から存在しなかったんだなという事。先にお前がこんなことをするから俺がこうせざるを得なかったのだ、という擦り付け合戦が始まる。責任転嫁とは、自分の自尊心を守る方が相手自身よりも大事だから出来ること。どっちが先か論じたところで、こんな組み合わせでは最初から縁なんか無かったんだよという話だ。一度切れたら二度と戻ることは無いだろう。

 

切れないやつとは何が起こっても切れない。仮に修復不可なところまで壊れたとしても相手のことが24時間365日気になって仕方がなく、つい周辺を嗅ぎまわってウロウロし、修復のチャンスを探したりしてしまうのだ。未練がましい自分が惨めで、自己嫌悪が増幅する。

自分から歩み寄る勇気が持てれば良いのだが、相手に拒否されたり無反応だった時のことを考えると立ち直れないほどのショックを受けるに違いない。そんな恐怖から一歩を踏み出せないのは痛いほど判る。一生ものの後悔と未練を引きずるか、相手の真の気持ちを知って断ち切るか、やり直すか、悩ましい選択だ。

なんてことを綴った俺自身は、相手から近況報告のメールは来たが返していない。近況報告だけじゃやつがどういうつもりで送って来たのか判らないし、判らないまま何となく付き合い再開なんてのも性に合わないからだ。